当事者研究から生まれた新しいVRリハビリテーション

inomata

日本全国に拠点を

痛みは今起きています。当事者にとっては深刻でいち早くVRリハを行えるように全国へ広めたいと考えております。 多くの医療関係拠点で実践協力頂けるよう活動して参ります。

少しでも痛みが緩和し、笑顔で楽しい生活を送れるように。

当事者研究

当事者が研究に参加することで、患者の気持ちに寄り添えるピアサポートを可能とし「欲しいもの、効果的なもの」を作ることができる。研究者である当事者自身を治すことができれば同じように痛みで苦しんでいる方々も治せるのではないか。

NEWS

2024年09月

日本財団ジャーナル
失ったはずの腕や脚が痛む「幻肢痛」。治療方法は、脳を“だます”こと?

2024年 5月

[KIDS-八重洲サテライト]
新拠点増設
幻肢痛交流会
毎週火曜開催

2024年03月

bouncy
原因不明の痛みに四肢切断者がVRに活路を見いだしたワケ

2023年12月

ヘンテ
gente vol.022
義足の櫻井章子さん編
w/ヘンテ

2023年10月07日

テレビ放映
「企業魂」
幻肢痛交流会について
w/株式会社OSBS

2023年02月11日

トーク+ライブコンサート
奉仕活動のつながりが
生み出す相互サポート
”痛み+目”
w/東京零環ライオンズクラブ

2020年 12月

記事
共同研究プロジェクト
VR遠隔治療へ
w/ ISID イノラボ

2020年 7月

講演
周知啓発
幻肢痛について
@東京キワニスクラブ

2020年 6月

再開
幻肢痛交流会
毎週開催に
交流会形式ではなく時間枠にて

2021年へ延期

トーク+コンサート
奉仕活動のつながりが
生み出す相互サポート @東京零環ライオンズクラブ

2020年 5月

患者・開発支援
周知啓発
クラウドファンディング
ReadyFor SDGs+ロート製薬

2020年 01月

講演
東広島市立高屋西小学校
[デジタル技術を人の幸せに
つないでいく]

2019年 10月

講演
第7回中四地協リハビリテーション
技術者交流集会
「AI・IOTとリハビリテーション」

2019年 09月

協力
幻肢痛取り上げて頂きました
「記憶する体」
伊藤亜紗著 春秋社

2019年 05月

執筆
医学のあゆみ 269巻8号
「バーチャルリアリティ(仮想現実)機器の医療応用に向けて」

2019年 04月

協力
TBSドラマ 「インハンド」
Mission ARM Japanが
幻肢痛パート 監修

2019年 03月

臨床研究
東京大学プレスリリース
バーチャルリアリティー治療で
緩和される幻肢痛の特徴

2019年 01月

展示
幻肢痛緩和VRシステム
神奈川県理学療法士学会
w/ モノ・ウェルビーイング

2018年 12月

執筆
Pain Medicine journal
"Characteristics of Phantom Limb Pain Alleviated"

2018年 12月

デモ登壇
Health 2.0 Asia Japan 2018
Phantom Limb Pain VR Demo at Health 2.0 Asia Japan 2018

2018年 11月

Mission ARM Japan記事
HEART & DESIGN FOR ALL
出会うことから始まる
「想い」を共有すること

2018年 11月

取材
コトノネ vol.28
特集1「困った」おかげで。

2018年 03月

講演
Techo School
”障害者手帳を持った生き方”

幻肢痛をご存知ですか?

幻肢とは、病気や事故で四肢を切断もしくは神経損傷による運動・知覚麻痺の患者が、失われた手足がまだ存在していると感じること。位置や長さなど患者ごとに感じ方も様々。
その幻肢が激しく強く痛む難治性の疼痛、日常生活(ADL)や生活の質(QOL)が大きく低下している場合も少なくない。

原因不明の痛みであり、未だ特効薬もなく、その疼痛緩和機序の解明が急がれる

MirrorTherapy-VR

脳との関わりが大きい手先の運動を取り入れた幻肢痛緩和VRアプリ

難治性疼痛である幻肢痛を改善・緩和させるリハビリ訓練システムであり、鏡療法の進化版である。バーチャルリアリティ技術を駆使し仮想空間内に患者個々がイメージする幻肢位置にオーバーラップするようバーチャルの手を再現し、自分の意思で動かしながら訓練ができる。あたかもよみがえったかのような視覚情報がプラスされることにより、幻肢の随意運動をより効果的にする、このことが継続的な痛みや事故の強烈な体験より蓄積された脳裏のトラウマを上書きしていき、痛みの緩和に繋げていく。

  • ヘッドマウントディスプレイ(Oculus)モーションキャプチャー(LEAP、KINECT)制御PC (Unity)

    システム

    ヘッドマウントディスプレイ(Oculus Rift)
    モーションキャプチャー(LEAPMotion + KINECT V2)
    制御PC(Unity Game Engine)
    小スペース(2m*3m)

  • The episodic therapy causes a significant alleviation of phantom limb pain. <br>
																							   (79%, 19 out of 24 subjects)<br> Highest pain reduction rate average: 95%<br>
																							   Most of subjects who had good results tends to be able to move their phantom limb in their mind after the therapy training.

    Study Result

    The episodic therapy causes a significant alleviation of phantom limb pain.
    (79%, 19 out of 24 subjects)

  • 事故などのトラウマの強い患者への対応

    3Dスキャンモデル

    事故当時のトラウマの強い患者への対応

  • トレース

    思い出体験1

    トレース

  • ボールすくい

    思い出体験2

    ボールすくい

  • ブロック

    思い出体験3

    ブロック

About MirrorTherapy-VR

学術論文

タイトル:Characteristics of Phantom Limb Pain Alleviated with Virtual Reality Rehabilitation

リンク:Pain Medicine 21 Dec 2018

タイトル:バーチャルリアリティー治療で緩和される幻肢痛の特徴

リンク:東京大学 プレスリリース March 2019

バーチャルリアリティ

バーチャルリアリティ(VR)とは、コンピュータで作られた仮想空間にあたかも入り込んでいるかのような感覚を体験できる技術である、エンターテイメントだけでなく、医療やスポーツ工学等にも応用が広がっている。視覚情報が脳に大きく作用することに着目できる。

特徴
  • 臨床をベースに当事者主体での研究開発より生まれた効果実証済みの システム+訓練コンテンツ
  • 高品質映像、ヘッドマウントディスプレイによる没入感の高い VR空間でのリハビリ訓練
  • デジタル技術により、あらゆる幻肢イメージ(姿勢、テレスコーピング、大きさ)に対応
  • 鏡療法が使えない患者さんへも対応可
応用

幻肢痛だけでなく、脳卒中、脳梗塞など脳の障害から来る痛みにも効果があることが我々の臨床研究の分析から判ってきた。
さらに急性期からの訓練、回復期・維持期の自己治療、在宅治療訓練による効果が期待できる。この治療効果が期待できる患者さんは、全国で500万人と言われている。

幻肢痛交流会・VR体験会 <包括的ピアサポートを提供 新たなリハビリの形>

member
NPO法人Mission ARM Japan
幻肢痛持ちのメンバー、
東大病院の患者さんを中心に開催
東京・奈良(畿央大学)大阪・広島にて
  • 痛みを知る勉強会
  • 当事者同士の情報交換
  • 患部含むカラダ全体のケア
  • 幻肢痛カレンダー共有
  • VRリハビリテーション

参加ご希望の当事者の方、
下記メールにてお問い合わせくださいませ

 kids.mirrorvr@gmail.com

協力 2020年度
ロート製薬さま ReadyFor SDGs クラウドファンディングご支援者の皆さまにより、患者さまの治療費の一部負担を頂いております、頻度も隔週から毎週開催を実現致しました、心より感謝申し上げます

Contact

恩返しプロジェクト

原因不明の難治性疼痛である幻肢痛も、デジタル技術により改善・緩和する可能性を秘めている。株式会社KIDS代表・猪俣は、右腕に幻肢痛を持つ当事者の一人であり、30年近く前に瀕死の重傷から助けてもらって以来、いつか恩返ししたいと思い続けてきた。自動車デザイン業界での高精度リアルタイムCG技術に精通してきた経験とヘッドマウントディスプレイ(HMD)の組み合わせで、医療に貢献できるのではと使命を感じ、スタートさせた「恩返しプロジェクト」第一弾幻肢痛緩和リハビリツールである。


四肢障害者のQOL向上を目的に活動

株式会社 KIDS (キッズ)
  代表 猪俣 一則 〒 113-0034 東京都文京区湯島1-12-6-6B

info@kazuinomata.co.uk